【出展報告】「第5回 光・レーザー関西2023(2023年7月19日~20日;マイドームおおさか)」展示会への出展報告

2028年8月29日
NPO法人日本フォトニクス協議会 JPC関西

「光・レーザー関西2023/使えるセンサ技術展2023」
■主催:オプトロニクス社
■日時:2023年7月19日~20日
※マイドームおおさか1F展示会場

JPC関西のブース展示に関する顛末報告
結果報告
■出展社:72社・団体(昨年開催実績66社・団体)
■来場者:7月19日(水)曇/晴  703名(585名)
      7月20日(木)晴     593名(427名)※()内は昨年開催実績

出展報告(JPC関西)
【展示の主旨(コンセプト)】
NPO法人日本フォトニクス協議会関西支部(JPC関西)は、様々な産業分野で広く利用されているフォトニクス技術と関西企業様との開発連携の促進を通した産業振興と企業発展、ひいては関西経済の躍進に少しでも貢献することにあります。本年は早くも設立10年が経過しており、その振り返りと次の10年に向けたビジョンを示すことにあります。

【具体的実施事項】
1.ブース運営(準備、装飾)
10周年記念にふさわしく、JPC関西の10周年の歩みなどをビデオ上演、並びにポスターによる解説、同時に大阪大学レーザー科学研究所が2025年大阪関西万博を目指して実証実験しました「ドローンを用いたレーザー空中サインシステム」に関する新たな取り組みについて展示を行いました。
展示会場では最大の4小間を使用して、ポスターだけではなく、TVモニターを使った動画を上映、併せて昨年夢洲の実証実験で空中投影した像を同じ高輝度レーザー描画装置で大型スクリーンへの描画を行いました。またピコプロジェクタ搭載の小型ドローン2台を天井から吊り下げて投影を行い、レーザー空中描画のイメージモデルを展示して、ユーザの目を引く展示に努めました。
さらに、株式会社エアロジーラボ社様の協力で、飛行時間最大3時間を誇る最新鋭大型ドローンの展示を行い、今回の目玉といたしました。

エアロジー社の大型ドローンの実物をブース中心付近の150cm高さ(1m×1mの広さ)の高台に設置し、その下に高輝度レーザー描画装置と可視光LiDARの一体装置を配置。可視光LiDARで「展示会用難燃性大型スクリーン」を検出し、高輝度レーザー描画装置でスクリーン上への描画を行いました。

描画の内容は、鳥やEXPOのアニメーションと同時に、JPC関西10周年記念およびEXPO2025の文字を描画いたしました。

一方、大型液晶モニターでは、ドローンの空中描画の実演ビデオ、エアロジーラボ社のドローンPR用ビデオの繰り返し上演などを実施しました。

2.展示会アテンド、来訪者への対応

JPC関西の展示ポスター(写真左)

  • JPC関西の案内
  • 光・レーザー関西2023シンポジウムの案内(19日開催)
  • レーザー空中描画システム(ドローン)

展示会場では、以下の内容をTVモニターに流しました。(写真右)

  • 「JPC関西 10年の歩み(イベント編)」・・・過去のセミナー、講義、見学会の紹介などを連続上演しました。

 

  • 主要招待来訪者


左側写真:元日本光学会会長で大阪大学院情報科学研究科谷田純教授(写真内右)が19日午後来訪。エアロジーラボ社を紹介頂いた。ドローンへの光機器の搭載で、今後協力して新たな応用分野を切り拓きたいとのことでした。

右側写真:ノーベル物理学賞の名古屋大学未来材料・システム研究所天野浩教授(写真内右)が、19日午後のJPC関西特別シンポジウム終了後に、展示会場見学。JPC関西の活動やドローン空中投影について、関心を持って頂きました。


 

 

 

 

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